五月 rawデータで撮影する
ホワイトバランスなど基本を知りたい、やら、レタッチに頼りたくないという気持ちやら、めちゃくちゃ頑固な私は、RAW撮影がいいとは聞いていたけど意地を張ってjpeg撮影をしておりました。でも、何かいまいちしっくりこない。もやけ感があり何だかピンとこない写真が多い。「デジタルってこんなもの???」感が。
そんなある日、娘がやっと「着物を着る」と言ったので半年おくれて七五三。地元の昔ながらの写真館に父・母・夫・私と行く。勿論私も撮る気満々だけど。写真館のおやじさんとカメラ話なんかしてるときに「デジカメはRAWで撮って調整したら本っっ当の色が出るよ。二コンだったら最近は現像ソフトが無料になって・・・」
・・・あ~やっぱりそうなのか。
やっとここで気持ちを切り替えてRAW撮影はじめました。丁度フォトショップも入れたしね。
「ママじゃない私ポートレート」の方も次回アップ分からRAW撮影になっております。(近日公開)
RAWだからといってやっぱりWBや露出がいいかげんなのはイメージがつかめないので、この回り道も無駄ではなかったと思いたい。
うん、思いたい。
で、RAW画像は、レタッチする前でもJpegの時より断然良い気がする・・・。のは気のせい?
もともとJpegでもマニュアル設定で撮っていたのでそう感じるのか、カメラ任せのオートだったらポンっととって出しはJpegの方がキレイだとか聞くけど。
う~ん、まだ仕組みは良く分かっていない。
でも、「デジカメって大金出して買ったけどこんなものなのか・・・」感からは脱出できたかな。
あ、あと、変な着色とかでドラマチックにしたり昼間の光を夕暮れの光に変えたりは間違ってもしないつもりだけど(写真修正倫理審査会の意思に反するのです、あ、自分の中の審査会やけどね!)、でも、もうほんのちょっとでも明るさを変えたりするだけで色がよく出ました。あのちょっとした事で魔法がかかったように被写体が引き立ったり雰囲気がガラッと変わる感覚は少しネガの感覚に近いような気もするのでワクワクです、RAWデータ。
こういう風景を上手にとれている人って何が違うんだろうかと。