[写真 メモ]

2017.07.13再開。

五月 rawデータで撮影する

 

ホワイトバランスなど基本を知りたい、やら、レタッチに頼りたくないという気持ちやら、めちゃくちゃ頑固な私は、RAW撮影がいいとは聞いていたけど意地を張ってjpeg撮影をしておりました。でも、何かいまいちしっくりこない。もやけ感があり何だかピンとこない写真が多い。「デジタルってこんなもの???」感が。

 

そんなある日、娘がやっと「着物を着る」と言ったので半年おくれて七五三。地元の昔ながらの写真館に父・母・夫・私と行く。勿論私も撮る気満々だけど。写真館のおやじさんとカメラ話なんかしてるときに「デジカメはRAWで撮って調整したら本っっ当の色が出るよ。二コンだったら最近は現像ソフトが無料になって・・・」

 

・・・あ~やっぱりそうなのか。

 

やっとここで気持ちを切り替えてRAW撮影はじめました。丁度フォトショップも入れたしね。

「ママじゃない私ポートレート」の方も次回アップ分からRAW撮影になっております。(近日公開)

RAWだからといってやっぱりWBや露出がいいかげんなのはイメージがつかめないので、この回り道も無駄ではなかったと思いたい。

うん、思いたい。

 

で、RAW画像は、レタッチする前でもJpegの時より断然良い気がする・・・。のは気のせい?

もともとJpegでもマニュアル設定で撮っていたのでそう感じるのか、カメラ任せのオートだったらポンっととって出しはJpegの方がキレイだとか聞くけど。

う~ん、まだ仕組みは良く分かっていない。

でも、「デジカメって大金出して買ったけどこんなものなのか・・・」感からは脱出できたかな。

 

あ、あと、変な着色とかでドラマチックにしたり昼間の光を夕暮れの光に変えたりは間違ってもしないつもりだけど(写真修正倫理審査会の意思に反するのです、あ、自分の中の審査会やけどね!)、でも、もうほんのちょっとでも明るさを変えたりするだけで色がよく出ました。あのちょっとした事で魔法がかかったように被写体が引き立ったり雰囲気がガラッと変わる感覚は少しネガの感覚に近いような気もするのでワクワクです、RAWデータ。 

 


 


 

 




 



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こういう風景を上手にとれている人って何が違うんだろうかと。


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五月 ピント

友達のFやんがネガでスナップ的写真を撮っているんだけど、うちの娘を撮った写真がめちゃくちゃ良くてギリギリと歯ぎしりしておりました。

野性味ある色合いの出ているカラ―写真も一緒に見せてもらい、やっぱネガっていいのかなー。デジタル一眼高かったのになぁ、なんで上手く撮れないの・・・しょぼーん。。

 

そして、その二大原因の一つと思われる(もうひとつはレタッチ。次のブログに書きます)ピントが合わない問題について。F君との会話の中で気付き始めたことです。

 

えっと、昔使っていたFM2(フィルムカメラ)はスプリットマイクロファインダーと言ってピントのヤマが見えやすいファインダースクリーンを使っていたらしく(カメラ知識ゼロ・・・反省)その時はほぼ問題なくピント合わせできていたんです。

でも今回買ったデジカメはやはりAFを使う事が前提として作られている為か、すごくフラットなマットなファインダースクリーンなんです。

(まぁ、そりゃそうだよねー。あんなに素晴らしいAF機能がついているんだからスプリットなんて視界の邪魔なだけ。)

このマットなファインダースクリーンがものすごくピントの山が掴みにくい。そして真ん中を示す□のマークがあってすごい邪魔。(これは消せるのかも)

そしてD7100もファインダー自体は明るくて大きい方なんだけどF君のFM3をのぞかせてもらうとやっぱりクリアで大きい!ダイレクトな感じ。

帰ってからもモヤモヤと壊れかけのFM2とD7100を覗き比べながら、あれこれあれこれ考えてみたら、どうも私はD7100の時ファインダーを覗いたときに顔に当たるモニターや各種ボタンにかなり遠慮してファインダーをよく覗けていない事も分かった。無意識そうなっちゃっていたのかも。

 

あと、ネット上でカメラパーツ覗いたら

スプリットマイクロスクリーンは二コン純正はないみたいだけど米国で手作りっぽいスクリーンが作られているらしい。(中国製のもあったけど)

あと、ファインダーの目に当たる所の高さを増すもの(?)やファインダーに取り付ける視力矯正接眼パーツなどは安くあるみたい。

 

ま、AF使えばいいんですけどね。うん。

そんなこんなで、台所で咲いた大根の花をカメラに顔をべったりと付けてしっかり覗いて撮ってみました。これを意識するだけでもずいぶん違う!ファンデつきますけどね。

 







 

フィルム時代のように

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幸運な事に人物を撮る機会が多くなり、でも肖像権があるのでなかなかここにはアップ出来ないので残念。

「ママじゃない私ポートレートhttp://mamajanaiwatashi.hatenablog.com/)」の初めてのセルフじゃない撮影、入園準備、入園式、初登園、そんな間にまた舞踏を見に行きました。

 

すごく感動。「表現することをあきらめたらいけない」と強く思いました。自分は一回あきらめてしまったので余計にそう思った。舞踏をしている人たちはみんな戦いながら踊っていたように見えた。「戦い」ながらも自分の人生に寄り添って踊っていました。

自分もそうありたいです。

 

写真は前回先生に「撮っていいよ」おっしゃっていただいたので撮るともりだったけど、あの独特の雰囲気や静寂、暗闇に気持ちが縮こまり始めカメラを出す事ができなかった。でも、どうしても撮りたくなってきて、撮らせてもらった。大入りのお客さんの中シャッター音を気にしながら基本暗闇なので急きょモニターの光が出ないように「モニター確認」の再生をしない設定で、モーターが動く時の確認ランプもシールでふさいだ。

音がうるさくないように決定的な瞬間だけ撮ろうと気をつけてモノクロで20枚くらい撮れたかな。ほとんど露出不足でした。でも構図や瞬間は良かった。

デジにしてからどれだけ確認モニターに頼っているのか身にしみた。でも、モニター見ないで良い分だけ被写体に集中できた気がします。写真を撮りながらも踊り・人の動き・身体の美しさに感動していました。

圧倒的な露出不足だったけどけっこう好きな写真が撮れてた。ちょっとフィルム時代のドキドキ感を味わえたかも。

こういうことが大事だと思った。

写真掲載は踊りを発表しているとはいえ本人に許可をもらってないので掲載したらいけないと思い・・。

 

「モニター確認再生」しばらくはオフにしておこうと思う。

次にエミ氏
エミ氏の「“ママじゃない私”ポートレート」の写真を撮るべく舞鶴公園福岡城跡へ。
まだ入園前で子供達も絶賛います。外で大正解だったかも。なかなかおちび2人で遊んでいた。

まずはプロフィール写真、晴天、順光、レフ板なし、えーーーっとどうやって撮るんだっけ、みたいな状態に陥り、まず向かい合わせの並行角度から。始まったばかりの緊張状態でポーズなし角度なしで立ち尽くした状態を撮るのは撮られる方も困るので気をつける。


 


↑1枚目 光が強すぎで目が明かない、顔全体に光が射してフラットになってる。
二枚目、レフ板が合ったら良かったけど、座って身体に角度つけて上を見るポーズは撮られる側としても撮られやすい状態かも。人は下から見上げる方が安心するのかな。
背景も程よく明るく髪も頭の形もスッキリきれいに見える。

↑1枚目の、顔に露出合わせたら背景が飛んだりした失敗を経て2枚目に落ち着く。これは木漏れ日を少し利用した状態。鼻にもろに光が合ったてるけどレフ板が合ったらやわらかくなってたのかなー。

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↑自然体を3枚。どれも気に入っているけど二枚目の顔が明るすぎて使えなかった。どうしたらよかったんだろう。3枚目はきれいだけどもう一歩右にカメラの位置をずらしたらもっと身体がシャープに写ったかも。


↑最後決め手の写真が撮れず、そんな時は場所をガラッと変えようと移動。晴天日陰のイイ壁面を発見。やっと撮影にもお互いがなれ、いい笑顔が撮れた。っていうかもう、最後らへんの撮り方はエミ氏の方が引っ張ってくれてた気もする。てへ。さんきゅー!

あきらめなくてよかった~!
でもみんながみんなこんなに時間かけられるわけじゃないから気をつけよう・・・。

決め手の1枚は 微妙に並行のとれていないし(これでも修正した方)、いわゆる串刺し構図と言われる物だけど、まぁ、とにかくキュートで自然でお気に入り。

串刺し構図といっても、セーターのドルマンスリーブと背景の魚の骨状のレンガ模様(この縦線が串刺し状になっている)がとても面白くてイイと思っている。