増感
~思えば、フィルムだと途中で感度を上げたり出来ないから、デジカメは本当に便利だと思う。デジカメで仕事をするようになって、暗いところや夜も撮影出来る様になったのが嬉しかった。
~植本一子 ブログ「先生も夏休み」より
本当に!特にこの植本一子さんは「天然スタジオ」っというオール自然光で撮影するスタジオを開設していて、この分かりやすいシンプルな言葉もかなりの実感がこもった言葉として聞こえてきます。絶対にいつか東京に遊びに行ってこの方のスタジオで写真をとってもらうんだーっと心に決めています。
ということで、増感のこと、デジタルカメラはフィルムと違って一枚づつISO感度を変えられるのがありがたいです。
フイルムだったら一本のフィルム単位だったから、自然光や環境光で撮影する事を大事に思う人には有難い機能だなぁと実感しています。
ISO400 台所のスポットのみ
アップだと厳しかったのでISO640に。絞りは意外な事に上の写真より絞ってあってf2.8、絞りの操作以上に被写体に近づく事の方がボケ味を大きくするのかなー。
後ろの丸ボケ(六角ボケになってるけど)の正体はステンレス鍋の反射。このあいだ 「コックと泥棒・・・」の映画の話でも言いましたが、台所用品って素材感がすごい好き。台所自体が好き。
(因みにこの物体は残ったミツバの芽を育ててみているとこ。後日枯れました。残念。)
これはISO設定をHi2(ISO6400に対して約二段増感=ISO25600)。
消灯した寝室に台所の明かりがさ射しこんでおり、つりさげていた洗濯ピンチの影が出ていたので、それを撮れないものかと試行錯誤。
説明書によるとこのHI2というのはノイズやざらつきが出やすいということ、いやいや、それが良いんじゃないかー。
今度この機能で夜の屋外をこれでバシャバシャ撮りに行こーっと。そりゃーもう森山大道気分で!